興味深い記事を見つけたのでポスト。
フォームへの入力は、ユーザーがシステムに対して積極的にアクションを起こしている場面です。それと同時に、多くのユーザーにとってストレスの大きい行為でもあります。そのため、フォームではできるだけ入力項目を減らして、ユーザーが速やかに作業を完了できるようにすることが大切です。
例えば会員登録のフォームにおいて、登録内容とは直接関係のないアンケート項目などが多く提示される場合がありますが、これはユーザーにとって「会員登録する」という目的達成までのハードルが高くなることを意味します。サービス利用の主体はユーザーであって、ここぞとばかりに個人情報を収集しようとする運営者の姿勢は歓迎されません。
また、Eメールアドレスの入力フィールドの次に、「確認のためもう一度入力してください」というラベルとともにもう1つ入力フィールドが用意されている場合がありますが、このインタラクションの有効性にも疑問があります。
これはEメールアドレスを正確に入力させることを目的としていますが、ユーザーの行動を観察すると、非常に多くの場合、ユーザーは1つ目に入力した内容をコピーして2つ目にペーストしています。これでは単に手間が増えているだけ。
また、ほとんどの場合システムは、2つの値が一致しているかどうかをバリデートするだけで、そのアドレスが有効かどうかを調べているわけではありません。もし1つ目のフィールドに正しく入力できても、2つ目のフィールドで間違えればエラーになってしまいますし、逆の場合もエラーになります。人は正確な作業を繰り返すことが苦手ですから、かえってエラーを増やしていることになります。
引用元:多くのユーザーは一度に1本しかジュースを買わない − @IT
これは本当に納得です。
アンケートは論外として、パスワードの確認入力は本当にいらないな。
インターネットに慣れ親しんだ自分でさえ煩わしいのに、ネット初心者ではもっと煩わしいだろうな。
ちょっと話がずれるけど、登録制のネットビジネスを立ち上げたとき最初の壁となるのがユーザー登録だといわれてる。
大体の人がポータルサイトに登録して、あとはユーザー登録がメンドクサイから足踏みをするらしい。
その理由としては、ユーザーがIDとパスワードの管理ができないからだと。
そりゃそうだよね〜IDとパスを自分で決められなかったり、決められても文字数や文字の種類を制限してたりするんだからさ〜
そんでもって巷じゃセキュリティー的にパスワードは頻繁に変えたほうがいいなんていってるし、初心者の人はIDとか管理したくなくなるよな。
そんなやっかいなユーザー登録なんだから、簡単に分かりやすくないと登録してくれないよね。
「パスワードが一致してません!」とか、「何々が入力されてません!」なんて赤字で何回も言われたら登録やめるよマジで。