HTML5適当なまとめ

突然ですがこんにちは。副管理人のhashikouです。
前職で管理人ziraiさんと師弟関係だったこともあり、縁あってブログを書かせてもらうことになりました。
ホットでヤングなレンタルサーバー技術ネタを書いていこうと思うので、どうぞよろしくお願いします。
初回なのでHTML5について適当にまとめてみます。
1.HTML5までの経緯
今まで策定されてきたHTML4やXHTML2は、文書構造としてのマークアップ言語であり、主にtext/htmlとしての使い方が大半でした。
しかし通信回線の発達や技術の進歩などにより、googleをはじめとしたWebアプリケーションの需要が高まり、現在のHTML4や諸々を拡張しHTML5の策定をすることとなりました。
2.何が変わるの?
ざっくりざっくりご紹介します。Webアプリケーション系は省略。
・<img>と同じように<video>とか<music>とか使える。プラグイン不要(ただしコーデックでモメてる)
・canvas機能が策定、HTMLでキャンバスを指定してそこにJSでグラフィックの描画など色々できるように
・ローカルにキャッシュもためておけるのでローカルでWebアプリが使える→iPhoneのGmailですでに使っている
・<section>、<article>要素が増え、文書構造をより明確に組み立てられる
・その他<div id=”header,footer”>→<header><footer>というように、よく使うタグとid、classのセットが独立した要素に
・DOCTYPEなどの記述が短くなる
・input typeの種類が増える、カレンダーやスライダなどUIも増加
3.今後どうなるの?
HTML5のすべての実装が完了して正式勧告されるのが2022年などと言われています。。が、ブラウザ側では仕様がある程度決まっているものに対して実装が進んでいるため、一部使ってみることはできます。ブラウザ実装表は以下からご確認ください(1年前の記事ですがわかりやすいです)。
HTML5/CSS3は最新Webブラウザでどれだけ実装が進んでいるか? - Publickey
ブラウザの実装がまちまちのため、制作の現場ではまだ実感が湧いてこないHTML5ですが、IE9もHTML5に対応するという噂もありますし(しないとそろそろ暴動起きますよね…)、googleやAppleが立て続けにHTML5を採用しアナウンスをしているところを見ると、やはり今後大きく流れが変わってくるような気がします。
近い将来、ブラウザ上で何でもできてしまう時代が来るかもしれません。見た目がどうのこうのというより、動的にアプリを組み込むこともふまえ、総合的な「WEBでできること」をお客さんに提案していく必要がでてきそうです。
もっとわかりやすく知りたい:
HTML5, きちんと。
サンプルが見たい:
HTML5サンプル集 – 株式会社あゆた