SSL

SSLとは、Secure Socket Layer の略で、大切な個人情報をインターネット上で安全に送受信するためのセキュリティ技術です。SSLでは情報を暗号化して送信します。その送信手順は、最初にサーバからクライアントへ公開鍵を渡します。この公開鍵で暗号化すると、サーバだけが持つ秘密鍵でなければ復号できません。クライアントはこの公開鍵を使って、共通鍵の基になるプレマスタシークレットを、暗号化してサーバに送信します。サーバは秘密鍵を使い復号して、プレマスタシークレットを手に入れます。このプレマスタシークレットを基に、決められた方式を使ってクライアントとサーバが各自で共通鍵を生成します。それから共通鍵を使って暗号化した情報を送信します。インターネット上で共通鍵を送信しますと共通鍵自体が盗まれる可能性があるため、こうして共通鍵が漏えいする可能性を低くしているのです。